亀を飼うと本当に貧乏になってしまうの?
「亀を飼うと金運が下がる」「飼育費用がかかりすぎる」など、亀を飼うことに対する不安や疑問を抱いている人は少なくないでしょう。
この記事では、亀を飼うことと貧乏になることの関係性について、スピリチュアルな観点も交えながら解説していきます。
記事の前半では『亀を飼うと貧乏になると言われる理由』について、スピリチュアルや風水、飼育費用の観点から解説し、
記事の後半では『亀を飼う時の注意点』について、飼ってはいけない種類の亀なども含めて解説します。
この記事を読み終えることで、亀を飼うことによる金運への影響を正しく理解し、亀を飼う際の注意点を知ることができるでしょう。
亀を飼いたい人も、亀を飼うことに不安を感じている人も、ぜひ参考にしてみてください。
- スピリチュアルな観点から縁起が悪いとされる
- 風水的に金運を下げる動物とされる
- エサや設備など飼育に多くの費用がかかる
「亀を飼うと貧乏になる」と言われる3つの理由
亀を飼うと貧乏になると言われることがあります。
その理由には、スピリチュアルな観点や風水、飼育費用の問題などがあるようです。
ここでは、亀を飼うと貧乏になるとされる理由を詳しく見ていきましょう。
亀を飼うと貧乏になる主な理由は以下の通りです。
- スピリチュアルな観点から縁起が悪いとされる
- 風水的に金運を下げる動物とされる
- エサや設備など飼育に多くの費用がかかる
それぞれ解説していきます。
スピリチュアルな観点から縁起が悪いとされる
亀を飼うと貧乏になるという言い伝えには、スピリチュアルな理由があるようです。
亀は非常に長生きする生き物ですが、そのことから「不老長寿」を連想させるのです。
つまり、亀を飼うと飼い主の寿命を奪ってしまうと考えられているのです。
また、亀は前にしか進まないため、「先行き不安」を象徴するとも言われています。
亀を飼うことで、金銭的な発展が妨げられるという考え方もあるようです。
スピリチュアルな観点では、亀を飼うことは縁起が悪いとされているのですね。
ただ、これはあくまで言い伝えであり、科学的な根拠はありません。
迷信だと割り切ることも大切かもしれませんね。
風水的に金運を下げる動物とされる
風水では、亀を飼うと金運が下がると考えられています。
亀は水を好む生き物ですが、風水では水は財運を表すとされているのです。
つまり、亀を飼うことで、家の中の財運が亀に吸い取られてしまうと言われているのです。
また、亀は動きが遅いため、金運の流れを止めてしまうとも考えられています。
風水的に見ると、亀を飼うことは金運アップにはつながらないようですね。
ただ、風水はあくまで経験則に基づいた考え方です。
絶対的なものではないので、鵜呑みにする必要はないでしょう。
エサや設備など飼育に多くの費用がかかる
亀を飼うと貧乏になる現実的な理由としては、飼育費用の問題が挙げられます。
亀の飼育には、以下のような費用がかかります。
- 水槽や放飼場などの設備費
- エサ代
- 電気代(ヒーターなど)
- 病気の際の医療費
特に、大型の亀を飼育する場合は、設備費用が高額になる傾向があります。
また、亀は長生きするため、長期的な飼育費用も必要になるのです。
エサ代や電気代も、コツコツと積み重なると馬鹿にならない金額になります。
飼育費用の面から見ると、亀を飼うことは財布に優しくないのかもしれません。
ただ、しっかりと計画を立てて、無理のない範囲で飼育すれば問題ないでしょう。
亀を飼うからといって、必ずしも貧乏になるわけではありませんからね。
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亀を飼う人の3つの心理
亀を飼う人には、独特の心理があるようです。
ここでは、亀を飼う人の心理を3つ挙げてみました。
亀を飼う人の心理は以下の通りです。
- 長生きするペットを求めている
- 他人とは違ったペットが欲しい
- 昔から亀に愛着がある
それぞれ解説していきます。
長生きするペットを求めている
亀を飼う人の中には、長生きするペットを求めている人が多いようです。
亀は寿命が非常に長く、人間の寿命を超えることもあります。
そのため、一生涯のパートナーとして亀を選ぶ人もいるのです。
特に、以下のような人は長生きするペットを求めている傾向があります。
- 子供が独立して、寂しさを感じている人
- 自分の死後も、ペットに生きていてほしいと願う人
- 家族の一員として、長く付き合えるペットが欲しい人
亀は、まさに長生きするペットの代表格と言えるでしょう。
ただ、亀の寿命の長さは、飼い主にとって負担になる可能性もあります。
最後まで責任を持って飼育できるかどうか、よく考える必要がありますね。
他人とは違ったペットが欲しい
亀を飼う人の中には、他人とは違ったペットが欲しいという人もいます。
一般的なペットと言えば、犬や猫が思い浮かびますよね。
しかし、亀はマイナーなペットとして知られています。
犬や猫とは違った、珍しいペットを飼いたいという人には、亀はぴったりなのです。
他人と違ったペットを飼いたい人には、以下のような特徴があります。
- 個性的なペットに興味がある
- 珍しいペットを飼うことで、自分の個性を表現したい
- ペットを通じて、他人との差別化を図りたい
亀は、確かに個性的で珍しいペットと言えるでしょう。
ただ、亀を飼うことが自己表現になるかどうかは、人それぞれだと思います。
ペットはあくまでパートナーであり、自分の分身ではありませんからね。
昔から亀に愛着がある
亀を飼う人の中には、昔から亀に愛着があるという人もいます。
子供の頃に亀を飼っていたという人は、大人になっても亀を飼いたくなるようです。
また、昔話や童話に出てくる亀のキャラクターに魅力を感じる人もいるようです。
昔から亀に愛着がある人は、以下のような特徴があります。
- 子供の頃の思い出が、亀と結びついている
- 亀の持つ不思議な魅力に惹かれている
- 昔話や童話の亀のキャラクターが好き
亀への愛着は、亀を飼う大きなモチベーションになるでしょう。
ただ、昔飼っていた亀と同じような亀を飼えるとは限りません。
新しい亀との関係を、ゼロから築いていく覚悟が必要ですよ。
亀を飼う3つのメリット
亀を飼うことには、様々なメリットがあります。
ここでは、亀を飼う3つのメリットを挙げてみました。
亀を飼うメリットは以下の通りです。
- 長寿で長く付き合える
- 静かでアパートでも飼いやすい
- 世話が比較的簡単
それぞれ解説していきます。
長寿で長く付き合える
亀は非常に長生きする生き物で、人間の寿命を超えることもあります。
そのため、長く付き合えるペットとして人気があるのです。
犬や猫と比べると、亀の寿命は格段に長いと言えるでしょう。
亀と長く付き合うメリットは、以下のような点があります。
- 亀との思い出を、長い時間をかけて積み重ねられる
- 亀の成長を、長期的に見守ることができる
- 家族の一員として、亀と人生を共にできる
ただ、亀の寿命の長さは諸刃の剣でもあります。
飼い主が高齢になった時に、亀の世話ができなくなる可能性もあるのです。
亀を飼う際は、長期的な飼育計画を立てることが大切ですね。
静かでアパートでも飼いやすい
亀は非常に静かなペットで、鳴き声を発することもほとんどありません。
そのため、アパートやマンションでも飼いやすいと言えるでしょう。
犬や猫のように、鳴き声で近所に迷惑をかける心配もないのです。
また、亀は臭いもほとんど発しないので、室内飼いに適しています。
亀は、以下のような環境で飼育するのに適しているでしょう。
- ペットの飼育が制限されているアパートやマンション
- 近所への配慮が必要な住宅事情の場合
- 室内で静かに過ごしたい人
ただ、亀の飼育には一定のスペースが必要です。
狭い部屋で大型の亀を飼うのは難しいかもしれません。
飼育環境をしっかりと整えることが大切ですね。
世話が比較的簡単
亀の世話は、犬や猫と比べると比較的簡単だと言えます。
散歩の必要がないので、忙しい人でも飼いやすいでしょう。
また、エサやりも1日1~2回程度で済むので、手間がかかりません。
亀の世話が簡単な理由は、以下のような点があります。
- 散歩の必要がない
- エサやりの回数が少ない
- 毛の手入れが不要
- トイレのしつけが不要
ただ、亀の飼育には専門的な知識が必要です。
適切な温度管理や水質管理など、亀の健康を維持するための配慮が欠かせません。
亀の世話は簡単そうに見えて、意外と奥が深いのですね。
亀をペットとして飼う時の4つの注意点
亀をペットとして飼う時は、いくつかの注意点があります。
ここでは、亀を飼う際の4つの注意点を挙げてみました。
亀を飼う時の注意点は以下の通りです。
- 大きくなると手に負えなくなる
- 冬眠の管理が大変
- 脱走対策が必要
- 病気の兆候が分かりにくい
それぞれ解説していきます。
大きくなると手に負えなくなる
亀の中には、大きくなると手に負えなくなる種類がいます。
特に、カメ目の中でも大型の種類は、飼育に注意が必要です。
大きな亀は、以下のような問題を引き起こす可能性があります。
- 大きな水槽や放飼場が必要になる
- エサの量が増えて、飼育費用がかさむ
- 力が強くなり、飼い主が怪我をする恐れがある
ミドリガメやクサガメなど、比較的小型の亀がペットに向いているでしょう。
大型の亀を飼う場合は、十分なスペースと設備が必要になります。
飼育環境を整えられるかどうか、よく検討することが大切ですね。
冬眠の管理が大変
亀の中には、冬眠する種類がいます。
冬眠中の亀は、飼育環境の管理が非常に重要になるのです。
冬眠中の亀には、以下のような注意が必要です。
- 適切な温度管理(種類によって異なる)
- 冬眠中のエサやりは不要
- 冬眠明けの健康チェック
冬眠する亀を飼育する場合は、冬眠の管理方法を予め調べておくことが大切です。
冬眠中の管理を誤ると、亀の健康を損なう恐れがあるのです。
ただ、冬眠しない種類の亀もいます。
冬眠の管理が難しそうな場合は、冬眠しない亀を選ぶのもひとつの方法ですね。
脱走対策が必要
亀は意外と脱走する生き物で、飼育環境から抜け出してしまうことがあります。
特に、小型の亀は隙間から脱走しやすいので注意が必要です。
脱走対策としては、以下のような方法があります。
- 水槽の上にフタをする
- 放飼場の柵を高くする
- 脱走防止用の障害物を設置する
亀が脱走してしまうと、見つけるのが大変ですからね。
脱走対策をしっかりと施して、亀の安全を確保することが大切です。
万が一、亀が脱走してしまった場合は、速やかに捜索を開始しましょう。
亀は意外と速く移動するので、早めの対応が肝心ですよ。
病気の兆候が分かりにくい
亀は表情の変化が乏しいため、病気の兆候が分かりにくいと言われています。
飼い主が気づかないうちに、病気が進行してしまう恐れがあるのです。
亀の病気の兆候としては、以下のような点に注意が必要です。
- 食欲の低下
- 元気がない
- 目やお尻が腫れている
- 甲羅に傷やカビが生えている
普段と様子が違うと感じたら、速やかに獣医師に相談することが大切です。
亀の病気は早期発見・早期治療が何より重要になります。
日頃から亀の様子をよく観察して、変化に気づけるようにしておきましょう。
亀の健康管理は飼い主の責任です。
定期的な健康チェックを怠らないようにすることが大切ですよ。
飼ってはいけない亀の種類
亀の中には、ペットとして飼育するのに適さない種類がいます。
ここでは、飼ってはいけない亀の種類を3つ挙げてみました。
飼ってはいけない亀の種類は以下の通りです。
- カミツキガメ
- スッポン
- ワニガメ
それぞれ解説していきます。
カミツキガメ
カミツキガメは、ペットとして飼育するのは避けた方が良い種類の亀です。
カミツキガメは非常に攻撃的な性格で、噛みつきによる怪我の危険性があるのです。
また、カミツキガメは大型の亀なので、飼育には広い空間が必要になります。
カミツキガメは、以下のような理由からペットに向いていません。
- 攻撃的な性格で、飼い主に危険が及ぶ可能性がある
- 大型なので、飼育には広いスペースが必要
- 寿命が長く、長期的な飼育計画が必要
カミツキガメは、危険な亀として知られています。
ペットとしてのカミツキガメの飼育は、おすすめできません。
興味本位で飼育を始めると、取り返しのつかないことになりかねませんよ。
スッポン
スッポンは、ペットとして飼育するのは難しい種類の亀です。
スッポンは非常に臆病な性格で、ストレスに弱いと言われています。
また、スッポンは大型の亀なので、飼育には広い水槽が必要になります。
スッポンは、以下のような理由からペットに向いていません。
- 臆病な性格で、ストレスに弱い
- 大型なので、飼育には大きな水槽が必要
- エサが高価で、飼育費用がかさむ
スッポンは、繊細な亀として知られています。
ペットとしてのスッポンの飼育は、初心者には難しいかもしれません。
飼育経験豊富な人でも、スッポンの飼育には注意が必要ですよ。
ワニガメ
ワニガメは、ペットとして飼育するのは避けた方が良い種類の亀です。
ワニガメは非常に大型の亀で、成体になると体長1メートル以上にもなります。
そのため、ワニガメの飼育には広大な空間が必要になるのです。
また、ワニガメは危険な亀としても知られています。
ワニガメは、以下のような理由からペットに向いていません。
- 非常に大型で、飼育には広大な空間が必要
- 寿命が長く、長期的な飼育計画が必要
- 噛みつきによる怪我の危険性がある
ワニガメは、動物園などで飼育されている亀です。
一般家庭でのワニガメの飼育は、現実的ではないでしょう。
ワニガメに興味があっても、飼育は避けた方が賢明ですよ。
まとめ
以上、亀を飼うと貧乏になると言われる理由や、亀を飼う際の注意点などを見てきました。
亀を飼うことには、様々な魅力があります。
しかし、同時に多くの注意点があることも事実です。
亀を飼う前に、よく検討することが大切ですね。
自分のライフスタイルに合った種類の亀を、責任を持って飼育していきましょう。
そうすれば、亀との素敵な生活が送れるはずです。
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